クリップボード拡張アプリでテキスト入力を効率化


 

今回はテキスト入力全般に役立つアプリのご紹介です。

地名や人名、固有名詞、長いスペルの英単語とか、入力や変換に手間がかかる語句が何度も出てきて、その度にコピー&ペーストしなきゃならないのが面倒なときってありますよね。

テキスト入力時のそんな煩わしさを解消してくれるのが、クリップボード拡張アプリです。簡単に説明すると、クリップボードの履歴を保存し、過去にコピーしたテキストを指定の場所に一発でペーストできるアプリになります。

私が使っているのはCharu3というアプリです。入力中にCtrキーを2連続で押すことで、次のようなポップアップウィンドウをいつでも呼ぶ出すことができます。(※呼び出しのためのキーはカスタマイズ可能です)

 

Charu3

 

このポップアップメニューのうち、ペーストしたい語句の上にカーソルを持っていき、クリックすればカーソルキーのある位置に語句が挿入されます。

ちなみに、定型文を保存して簡単にペーストすることも可能で、例えばメールでよく使う文面とかを保存しておくと、いろいろ作業が捗ります。Webサービスの登録時とかに必要なメアドとか電話番号とかも、保存させておけます。

ほかにもコーディングに役立つ機能とかいろいろあるようですが、多機能すぎて使いこなせません(^_^;) ⇒この顔文字も初期登録されています(笑)

クリップボードの履歴呼び出し⇒ペーストだけでも、十分に作業効率化につながるアプリです。


Wordのファンクションキーを無効化する


今年3月の話になりますが、Microsoft Office 2013を購入しました。mojicaでは、Word 2010および2013で、原稿を作成しています。

Wordインストール後に、最初に設定することの1つが「ファンクションキーの無効化」です。文字起こしアプリOkoshiyasu2に割り振っているファンクションキーと、Word独自のファンクションキー動作がかぶると面倒なことになるからです。例えば私は、Okoshiyasu2の「巻き戻し」をF1キーに割り振ってますが、デフォルト状態のWordだと、巻き戻しする度にヘルプが立ち上がってしまいます。

無効化の仕方は次の通り。

1.Word文書を起動後、ファイル⇒オプションと進み、リボンのユーザー設定の画面で、ショートカットキー「ユーザー設定」を押します。

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2.するとこのような画面が表示されます。

image

左側のコマンドの分類メニューから「すべてのコマンド」を選択後、なんでもいいのでショートカットキーが一切割り当てられていないコマンドを選んで、「割り当てるキーを押してください」の欄で、無効化したいファンクションキーを押してください。すると「現在の割り当て」にコマンドが表示されます。これを右側のコマンド一覧から見つけ出して、割り当てられているキーを削除していきます。ちょっと面倒くさいです。

ちなみに各ファンクションキーに割り当てられているコマンドは下記です。Word 2013ですが、2010もたぶん同じだと思います。

*F10 は上記のようにMenuModeと表示されていますが、なぜかそのようなコマンドは存在せず、無効化ができませんでした・・・。

F1=Help (ヘルプを表示)

F2=MoveText (テキストまたはグラフィックを移動)

F3=InsertAutoText (定型句の挿入)

F4=EditRedoOrRepeat (直前の動作を繰り返す)

F5=EditoGoTo (「ジャンプ」を選択する)

F6=NextPane (次のウィンドウまたはフレームに移動)

F7=ToolsProofing (スペルチェックを選択する)

F8=ExtendSelection (選択範囲の拡張)

F9=UpdateFields (選択したフィールドの更新)

F11=NextField (次のフィールドに移動)

F12=FileSaveAs (名前をつけて保存)

ついでにインサートキー「INS」なんか邪魔なだけという場合は、無効化してしまうといいと思います。「OverType」というコマンド名でキー設定されています。


間違えがちな統計学「エヌ」値の表記


学術的な講演やプレゼンでは、統計調査についての説明が割とよく出てきたりします。で、その統計についての表記で、非常によく見受けられる誤字があります。

「この調査結果は、統計学的にユウイです」
「2つの母集団の間には、ユウイ差があります」

このような発言の「ユウイ」を「優位」としてしまう例です。正しくはもちろん「有意」(意味があること)です。

実はもう1つ、あまり意識されていない誤字があります。統計データの大きさを表す「エヌ」です。

A.「エヌは上場企業1,000社で、半分の500社から回答を得ました」

B.「20代の女性1,000人に対して調査を行いまして、回答者、エヌは300です」

皆さんなら、この2つの「エヌ」をどのように表記しますか?
もちろん「エヌ」はアルファベットの「エヌ」です。大文字か小文字かというのが問題です。
ちょっと考えてみてください。

 

 

 

正解は・・・

A.は大文字の「N」

B.の場合は小文字の「n」

toukei

統計学の世界ではNとnは、厳密に使い分けられています。
母集団のサイズを表すときは大文字のN、その母集団から得たサンプル(標本)のサイズを表すときは小文字のnなんですね。

「1,000人を対象に調査をし、300人から回答を得た」という場合は、“N=1,000, n=300”と表します。

母集団を指しているのに「n」と表記したり、サンプルサイズなのに「N」としたりするのは、誤字になってしまいます。

●原稿の信頼性を決定づけるのは、細部の正確さ

「神はディテールに宿る」という言葉がありますが、原稿の信頼性を決定づけるのは、細部の正確さです。
どんなにすばらしい統計データを紹介しても、サンプルサイズが「N」と表記されているだけで、
「基本的な部分で間違ってるけど、この原稿、本当なの?」と疑われてしまうわけです。
逆にこのような細かいところまできっちり正確に表記されていると、「分かっているな」と原稿の信頼性もアップするはずですよ。